病院薬剤師って夜勤もあって体力的にきつい。給料も安い・・・。
病院薬剤師のみなさん。
仕事はやりがいがある一方、
こんなことで悩んでいませんか?
- 夜勤で昼夜のリズムが崩れる
- 毎日残業で帰宅は21時以降があたりまえ
- 時間外に、委員会資料作成や研究活動でクタクタ
一度は、病院から薬局への転職を考えたことがあるでしょう。
私は6年間病院で勤務し、ワークライフバランスを改善させるために、転職活動を行いました。
最終的に、薬局ではなく病院で働き続けることを選択しています。
転職活動を始める前には
給料が上がるなら薬局ではたらくのもアリだな・・・
なんて思っていました。
実際に蓋を開けてみると、
病院から薬局へ転職しても給料が上がりにくい!ことが分かりました。
この記事はこんな人にオススメ。
- 病院から薬局へ転職しようか迷っている人
- いまの病院で働くことがつらい人
新たな視点で、明日から一歩踏み出すことができるようになります。
私が病院へ転職した理由:病院経験を生かし、スムーズに業務ができるため
病院と薬局の薬剤師の仕事は、基本的な調剤業務・服薬指導業務としては同様です。
しかし、保険薬局では、保険薬剤師としての知識や、地域医療を支えるためのスキルが必要となります。
- 適切な保険請求を行うための各種保険の知識、算定要件の把握
- レセコン(レセプトコンピューター)の操作
保険薬剤師として、新たな知識を学ばないといけないね。
いっぽう、病院であれば、
基本的な調剤業務、無菌調整業務、病棟業務、チーム医療業務の経験があれば、
他施設でも比較的スムーズに業務が行えると考えました。
薬局未経験の薬剤師では、薬局転職で給料が上がらないことが多い
これは、私が転職活動で最も驚いたことです。
都内の求人情報の場合ですが、
薬局薬剤師の給料は、
役職なしの場合では、
病院薬剤師とあまり変わらない給料だったのです。
せっかく転職するのに、給料が上がらないのかぁ。
こちらに関しては、薬局未経験という自分の市場価値の影響があるため、仕方がないですね。
給料のアップがなく、新しい知識を覚える必要があるとなると、薬局へ転職するうまみはあまり感じられませんでした。
もし、薬局薬剤師となり給料を上げるためには、下記の方法が考えられます。
- 管理薬剤師になる
- 薬剤師が不足している地方で働く
- 派遣薬剤師になる
もちろん、こういった選択肢をとるのも一つの方法です。
私の場合は、30代前後で結婚まもない状況でした。
今後のライフプランを考える上で、上記3つの道は選びませんでした。
薬局薬剤師として年収アップするなら、
管理薬剤師を目指すといったようなキャリアプランを持つ必要がある!
病院によって忙しさや業務内容は異なるため、視野を広く持とう!
新卒採用の就職活動では、大学病院や急性期病院での仕事に魅力を感じたものでした。
私も急性期病院で働き、そこでしか得られない経験や知識を得ることができました。
しかし、薬剤師として働いたり、転職エージェントと相談するなかで、
急性期以外での薬剤師の仕事や働き方もあることを知りました。
例えば、以下のような求人の紹介。
- ケアミックス病院(一般病床と療養病床など)での薬剤師業務
薬剤師5~10名体制、夜勤なし、終業時間16:30
- 慢性期病院での薬剤師業務
薬剤師1~2名体制、夜勤なし、調剤業務メイン
同じ病院薬剤師でも、働く環境によって業務負荷が変わってきます。
自分の視野を広く持つと、選べる選択肢が増えるね!
まとめ
私が転職の際に薬局ではなく病院を選んだ理由は、下記の3つの理由。
- これまで病院で学んだ経験を生かしたかった
- 薬局へ転職しても給料アップが見込めなかった
- 急性期以外の病院で働いてみたかった
実際に働き始めて分かったことは、別の記事でお伝えします!
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