薬剤師レジデントって何ができるの?レジ卒薬剤師が解説します

こんにちは!

ひこたろうです

私は大学卒業後、急性期病院で薬剤師レジデント2年間経験しました

薬剤師レジデントに興味がある学生さん・薬剤師の方は

ぜひご覧ください!

目次

薬剤師レジデント制度ってなに?

薬剤師の卒後教育制度のひとつ

病院薬剤師として必要とされる基本的な知識・スキルチーム医療で貢献できる技能の習得をめざします

研修期間は1年~3年と施設により異なります

各病院によって特有のカリキュラムを作成している場合が多いです

レジデント制度で習得できること3つ

  1. 病院薬剤師として求められるgeneralistとしての技能(調剤業務・DI業務・無菌製剤業務・病棟業務)の一通りを体系的に経験できる
  2. 施設によってはがん領域、感染症領域、小児領域など専門領域に特化しており、specialistとしての知識が習得できる
  3. 学会発表をカリキュラムに入れている施設では、臨床研究のスキルが身に付く

どんな施設の受け入れがあるの?

どんな施設で研修ができるのか?

気になりますよね!

日本薬剤師レジデント制度研究会のホームページ掲載の

薬剤師レジデント実施施設一覧が参考になります

http://jsprp.jp/resident_rec.html

関東、東海、近畿、九州の病院で募集がありますね

具体的な募集要項は、各施設ホームページの薬剤部のページを参照しましょう

レジデント制度の落とし穴とは!?

  • 採用条件が非常勤薬剤師の場合がある

時給制、賞与(ボーナス)なし等、給与面での待遇が常勤薬剤師よりも劣る可能性があります

経験と給与、どちらを重視するのか天秤にかける必要があります

  • 服薬指導、研究活動は時間外に及ぶ場合もある

研修の身とはいえ、いち薬剤部員として薬剤部の業務(調剤等の中央業務)を行う必要があります

状況によっては、患者さんへの服薬指導が研修時間内に実施できない場合も想定されます

レジデント卒業後の進路

  • 研修後、同施設で採用される
  • 他の病院や薬局の採用試験を受ける
  • 大学の研究職となる
  • 企業就職にチャレンジする

レジデント卒業後の進路は幅広くあります

基本的には病院薬剤師の業務を修練する制度ですが

研修で得た病院薬剤師の知識を他のフィールドで生かすのも手ですね

まとめ

限られた研修期間で病院薬剤師の仕事を体系的に習得できるのが

薬剤師レジデント制度です

興味のわいた方は、選択肢の一つに加えてみてくださいね!

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この記事を書いた人

病院ではたらく薬剤師。
転職の合間の有給休暇で副業に目覚める。
薬剤師のキャリアプランについて情報収集、発信している。

特技は不満をポジティブに言い換えること😊

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