こんにちは!
薬剤師のひこたろうです。
私は高度急性期病院で6年間薬剤師の仕事に従事してきました
チーム医療や、各種委員会への参加、リーダー職の経験、後輩育成など
精力的に勤務した日々でした
そんな私が転職を決意したきっかけや、転職の目的についてお伝えします!
転職を決意した理由3つ
- サービス残業の多さに疲弊した
- 結婚を機に、ワークライフバランスの改善が必要と感じた
- 任される業務が固定化していた
この後詳しく解説していきますね!
サービス残業の多さに疲弊
ずさんな勤怠管理
かなりブラックな事実を申し上げると
私の勤める病院の薬剤部では、
勤怠管理がまったくできておりません・・・
出勤・退勤を示すのは、薬剤部入り口にあるにネームプレートのみ
日勤者の終業時刻は17:15ですが、それ以降深夜何時まで残業していようと
上長たちは把握できません
増えていくサービス残業
残業時間に関しては自己申告制ですが、
「一定時間以上残業時間をつけると、上長から呼び出される」という噂があり
私は残業時間は20時間/月ほどで超過しすぎないように申請していました
実際は70-80時間/月になった月もありましたが、申請する勇気はありませんでした
次は勤怠管理がしっかりされている施設で働きたい!
ちなみに、残業の内容は以下のような業務でした
- 日中行けなかった服薬指導
- 薬歴記載
- チーム医療参加のための資料作成
- 委員会資料作成
- 実習生指導記録の確認
- メール返信
ワークライフバランスの改善が必要
結婚というライフイベント
病院薬剤師としてブラックな労働環境で働くなか
婚活を続け、晴れて結婚相手が見つかりました!
結婚は、私の働き方に大きな影響を与えた出来事でした
一人暮らしの時には、どれだけ帰りが遅くなろうとも
自分の生活だけを考えていればよかったのです
しかし、結婚生活では、夫とのコミュニケーションの時間や家事をする時間が必要です
優先順位の変化
結婚を機に自分のなかでの優先度が 家庭>仕事 になりました
今後、出産や時短勤務などのライフスタイルの変化に備えて
今のような働き方では家庭崩壊してしまう!と危機感を覚えました
ライフステージの変化に合わせて働き方を変えよう!
任される業務の固定化
縦割り業務の弊害
私の勤務先は、薬剤師人数が約60人とかなり多く
業務は分業化されていました
配属部署はこんな感じ
調剤室、注射室、製剤室、医薬品情報室、医薬品管理、病棟
このうち、私は病棟チームに所属していました
病棟業務を主業務としていると
例えば製剤室での抗がん剤・無菌調製業務、医薬品管理などの業務とは縁遠くなってしまいます
病院薬剤師として、一定の業務にばかり従事することで、できないことが増えてしまうのは不安でした
自分の選択肢を拡げたい
その他の業務として、週に1回HIV患者さんの専門外来で服薬指導を担当していました
特に専門外来での業務は、薬剤師の中でもニッチな知識が必要とされるため、
担当できるメンバーが固定化していました
私としては、他の専門分野(NST、緩和ケア)にも興味がありましたが
このまま勤務を続けたら、ずっと同じ分野の業務を任される可能性が高く
そのような状況は避けたかったのです
病院薬剤師として幅広い仕事がしたい!!
薬剤師転職ならエムスリーキャリア
最後に
新卒の時には、夢と希望をもって今の職場へ入職しました
現職場で経験できたこと、得られた知識、広げられた人脈があります
後悔はありません
薬剤師としてあゆみ、また人生の階段を上がっていく中で
見える景色、やりたいことは変わっていくものだと思います
都度自分の現状を冷静に見直し
かがやける場所で働きたいですね
このあたりで、私が転職を決意するまでのお話は終わりです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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